梨の果樹園農家による梨の育て方や病害虫に関する防除。使用する農業機械のメンテナンス。ナスやきゅうり等の家庭菜園の園芸方法など、農業に関する作業方法や管理方法、また果樹園を管理するための防風林等の農業設備等を日々の作業に合わせて詳しく紹介しています。

2019年梨の収穫を開始。初収穫は青梨の夏しずくが早く色付きました。


 2019年の梨の収穫は春先の開花が遅れたことからお盆に十分な量の収穫は難しく、本日ようやく初収穫を迎えることができました。
 例年であれば幸水の一部が先に収穫を開始するのですが、今年は天候の影響か青梨の夏しずくが色付き収穫を行いました。

長引く梅雨により雑草やひこばえが育ったことから刈払機が大活躍。手軽でパワフルなため果樹根元の除草に便利です。


 今年の梅雨は雨が多く長引いていることから例年より雑草の伸びが早く、果樹の幹の周りまで雑草が生い茂っています。更には果樹の根元付近から育ったひこばえもあり、幹付近は鬱蒼としています。
 そこで数年ぶりに除草作業に刈払機を使用した除草作業を行いました。
 刈払機は小型で小回りが効き、それでいて切れ味が良くパワフルのため、果樹や支柱など除草し難い箇所の作業に最適です。

長引く梅雨により雑草が大繁栄。例年より成長が早く草刈り作業が追いつきません。

 長引く梅雨の影響により、栄養豊富な果樹園内の雑草はとても早いペースで伸びています。
 成長が非常に早い雑草は全体的に柔らかく、伸びすぎると草刈機に巻き付くため、作業がし難く困りものです。
 草刈機での作業で支障がない範囲で作業を行いたいところですが、他の作業にも追われているため、草刈り作業が雑草の成長に追い付かず難儀しています。

菜種油粕の使い方として、梅雨時期に使用することで果実の甘くする重要な有機肥料です。


 果樹の栽培では、見た目で判断することが出来ない甘味の状態は非常に大きな問題です。甘味は、日射量や降雨量。気温など気候による影響を大きく受けます。
 しかし、甘味や旨味のある果実を得るためには、気候だけでなく、豊かな土壌であることが求められます。
 菜種油粕を使うことで、窒素・リン酸・カリだけでなく豊富なミネラル分の補給。多量の有機質の補給により微生物の活動が活発となることで、土壌を豊かにするという点において、非常に優れた効果を持っています。

苦土石灰を使用した土壌中和とマグネシウム補給を実施。事前測定のpH値により、例年より少ない使用量となりました。


 春の芽出しの肥料の散布を前に、


 昨年から1年をかけてpHが酸性方向に傾いた土壌中和のため苦土石灰を使用しました。


 土壌pHの値により地中の養分の溶け出し方がかわり、土壌養分を有効に活用できなくなるため、適切な管理が重要です。