梨の摘果シーズン到来。開花後に霰(あられ)等が降った地域は、果実の傷を見るため果実がある程度大きくなってからの作業がお勧めです。
今年は梨の開花後となる4月下旬に霰(あられ)が数度に渡り降り、せっかく結実した梨の幼果の多くに霰による傷がつきました。
梨の摘果作業は、果実の形が判別できるようになって早期に実施することで養分のロスを最小限にすることが出来ます。
しかし、霰による傷は非常に小さいため摘果作業を早期に行うと見落とす原因となります。
傷跡は果実の成長に合わせて比例して大きくなるため、見落とすような小さな傷跡でも後になって大きな傷跡となります。