梨の果樹園農家による梨の育て方や病害虫に関する防除。使用する農業機械のメンテナンス。ナスやきゅうり等の家庭菜園の園芸方法など、農業に関する作業方法や管理方法、また果樹園を管理するための防風林等の農業設備等を日々の作業に合わせて詳しく紹介しています。

芽が膨らみりんぽう期となったことから春の防除を開始しました。


 春となり葉芽、花芽が膨らむと本格的な春の防除が開始となりました。
 芽を覆う表皮はりんぽうと呼ばれ、ここは梨の大敵である黒星病菌の越冬箇所でもあります。
 このため、芽が膨らみりんぽうが外れる(りんぽう脱落期)は黒星病の防除にとってとても重要な時期となります。

梨の果樹園が昨年に続き大雪。着氷による果樹棚や損壊や果樹の枝折れに注意が必要です。

 北陸にある我が家の果樹園は、昨年に続き大雪に見舞われています。
 降雪量は昨年と比較して少ないものの、降雪時に風が無く降り積もったため、枝や果樹棚の線への着雪が多くなっています。
 果樹棚や樹木への被害は、降雪量がある程度あれば着雪の状況により被害が大きくなることもあるため注意が必要です。

事業復活支援金が申請開始。農業の個人事業青色申告、白色申告も対象となります。

 2022年1月31日、新型コロナによる影響を受けた事業支援である「事業復活支援金」の申請が始まりました。
 農業の個人事業主であっても、事業継続給付金と同様に月平均金額(年間個人事業収入の12で除したもの)を基準額に用いることができ、条件を満たしていれば対象となります。

新年 あけましておめでとうございます。

 2022年、新年あけましておめでとうございます。
 旧年は「果樹栽培ナビ」「園芸栽培ナビ」「農業機械メンテナンスナビ」「果樹栽培ナビ ブログ」をご訪問いただき、ありがとうございました。
 世間は新型コロナにより大きく社会情勢がかわるも、幸いにも我が家の果樹栽培では大きな影響もなく無事過ごすことができています。
 しかし、同じ農業でも米価の低下や牛乳余り。小麦の高騰など、2021年は農家にとって楽な年ではありませんでした。
 2022年は農業が好転し、やりがいを取り戻せる年となって貰いたいものですね。
 どうぞ本年もよろしくお願いいたします。

梨の秋季防除。本年より落ち葉処理に草刈機による粉砕処理を活用します。


 梨の主力品種の収穫を終え、当園で残すのは新興梨のみとなりました。
 先に収穫を終えた幸水梨では既に落葉がすすみ、黒星病の越冬箇所となる芽基の鱗片生組織は黒星病の感受性が高い露出芽が目立つようにったことから、薬剤による秋季防除を開始しました。
 本年から落葉処理の新たな方法として、草刈機による粉砕処理を活用します。