梨の黒星病防除にカナメフロアブルを初使用。耐性菌リスクを考慮した別系統の混用や計画的な使用が求められます。 果樹園の栽培 2024年05月03日 約1週間前の4月下旬、梨の幼果や幼果や根元に黒星病の病斑を確認したことから、効果が高いとされるカナメフロアブルを当果樹園で初めて使用しました。 当果樹園で初使用ということもあり、その効果はてきめん。病斑がピタリと止まったようです。 カナメフロアブルは効果高い反面、耐性菌リスクも大きいため、高い効果が何年も続くよう防除体系の計画性を持つこの大切さを感じさせられます。 つづきはこちら
木におがくずがでていたら害虫のカミキリムシのサインです。内部にいる幼虫駆除が必要です。 果樹園の栽培 2024年04月20日 春になり暖かくなると太い枝や幹からおがくずが出ている。または、木の根元におがくずが堆積していることがあります。生きている木(枯れた木以外)でおがくずを見かた時は、木の内部で害虫のカミキリムシの食害が進行中です。すぐ内部の虫の駆除が必要で、放置すると最悪木が枯れることもある深刻な被害となります。 つづきはこちら
ファンタジスタは梨の芯腐れ症に効果はあるが、その防除効果が高いわけではない 果樹園の栽培 2024年04月13日 芯腐れ症で効果が期待された比較的新しい薬剤であるファンタジスタ顆粒水和剤は、黒星病と芯腐れ症の同時防除が出来ると注目を集め、多くの地域で開花時期に用いる薬剤として採用されています。 しかし、平成25年度の鳥取県農林総合研究所の試験においてチオノックフロアブルと比べて劣る防除効果であったと記載されています。 つづきはこちら
令和6年梨の春の防除がスタート。新薬剤の使用や終了など使用薬剤に多くの変更があります。 果樹園の栽培 2024年04月10日 果樹園の梨の木は、出蕾期となり開花も間近。摘蕾作業の時期です。 黒星病や芯腐れ症の本格防除の時期となりましたが、令和6年のナシの防除に使用する薬剤は何かと変更点があります。 つづきはこちら
デランフロアブル価格の値上がりが大きく、代替え薬剤の検討にジマンダイセン水和剤を薬剤表に追加 果樹園の栽培 2024年04月06日 梨の芯腐れ症に大きな効果があるデランフロアブル。 一時期は生産が滞ることがありましたが、現在は入手が可能となっています。しかし、販売価格の値上がりが大きい薬剤であり、購入に躊躇いが生じます。 そこで芯腐れ症に効果のある薬剤を見直したところ、ジマンダイセン水和剤が一部条件付けで利用出来そうです。 つづきはこちら