梨の果樹園農家による梨の育て方や病害虫に関する防除。使用する農業機械のメンテナンス。ナスやきゅうり等の家庭菜園の園芸方法など、農業に関する作業方法や管理方法、また果樹園を管理するための防風林等の農業設備等を日々の作業に合わせて詳しく紹介しています。

菜種油粕の使い方として、梅雨時期に使用することで果実の甘くする重要な有機肥料です。


 果樹の栽培では、見た目で判断することが出来ない甘味の状態は非常に大きな問題です。甘味は、日射量や降雨量。気温など気候による影響を大きく受けます。
 しかし、甘味や旨味のある果実を得るためには、気候だけでなく、豊かな土壌であることが求められます。
 菜種油粕を使うことで、窒素・リン酸・カリだけでなく豊富なミネラル分の補給。多量の有機質の補給により微生物の活動が活発となることで、土壌を豊かにするという点において、非常に優れた効果を持っています。

苦土石灰を使用した土壌中和とマグネシウム補給を実施。事前測定のpH値により、例年より少ない使用量となりました。


 春の芽出しの肥料の散布を前に、


 昨年から1年をかけてpHが酸性方向に傾いた土壌中和のため苦土石灰を使用しました。


 土壌pHの値により地中の養分の溶け出し方がかわり、土壌養分を有効に活用できなくなるため、適切な管理が重要です。

養分を無駄にしないための不要な蕾を除去する摘蕾作業の時期です。


 果樹の摘蕾作業では、一斉に蕾が膨らむため作業できる期間は非常に短いです。


 梨の場合では作業可能期間は約2週間程度のため、果樹園全ての果樹を周りきることはできません。


 しかし、作業自体は非常に簡単。数本程度の栽培であれはすぐに終えることが出来るため蓄えた養分を有効活用するために作業実施がおすすめです。

ナシの黒星病、春の一次感染予防に対する重要防除。マネージDFとチオノックFの混用防除を実施しました。


 梨の果樹栽培における難病である黒星病。


 芽基で越冬した菌による感染(一次感染)を予防するため、DMI(EBI)剤であるマネージドライフロアブル剤とチオノックフロアブルに殺虫剤を加えた混用防除を実施しました。


 マネージDFは販売ルートが変更となったことから、農協(全農)を通じての購入となりました。

剪定枝の活用では草木灰への転化や粉砕機を使用したチップ化による堆肥化などの方法があります。


 果樹園の剪定作業も終盤。作業て発生した大量の剪定枝を運び出しました。


 剪定枝は放置すると邪魔なだけでなく、病原菌の越冬や害虫の温床となるため適切な処理は必須作業です。


 しかし、単にゴミとして扱うだけでなく焼却することで草木灰としての活用。腐敗させることで堆肥として活用できます。


 短期間で処分するためには、焼却して草木灰としてアルカリ肥料として活用すること有効です。