梨の芯腐れ病情報を追加。効果が高い薬剤に有機銅水和剤と、効果がない薬剤を記載。
梨の収穫時に見た目で判断できない芯腐れ症は、販売後に切ってみると内部から腐敗している症状です。
直売等の販売において、芯腐れ症の果実が混じると信用問題にかかわるため、非常に困った病気です。
この芯腐れ症を防止するため、薬剤防除に関する情報を追記しました。
梨の収穫時に見た目で判断できない芯腐れ症は、販売後に切ってみると内部から腐敗している症状です。
直売等の販売において、芯腐れ症の果実が混じると信用問題にかかわるため、非常に困った病気です。
この芯腐れ症を防止するため、薬剤防除に関する情報を追記しました。
梅雨時期は梨の袋がけの時期です。当果樹園でも本格的な袋がけ作業に追われています。
特に幸水梨が収穫時期に外皮から丸く腐食するのは輪紋病の感染が原因であり、果実袋を使用することで効果的に予防することが出来ます。
梅雨になることから、梨の果樹園に多量の油かす肥料を使用しました。
梅雨の時期は高温と降雨による湿度により発酵が促されるため、不快虫やカビの発生し易い時期です。
しかし、梨の実を甘くするためにこの時期の油粕は非常に重要です。
新規農薬であるスクレアフロアブルを初使用しました。
薬液が白色でありながら容器も白色のため、目盛りによる使用量が判断できなかったため、農薬の計量に初めて計量カップを使用。
開封前にかなり容器を振っても固形物が残り、スピードスプレーヤーの撹拌性能では溶け残りが発生しました。
梨の黒星病に対する防除の難しさが年々増し、本年2017年は管理人の地域でかなりの被害を出し、本業の梨農家にとって頭の痛い問題です。
さて、2015年の10月に住友化学が新規農薬登録を取得したスクレアフロアブルが開花期に使用できる上、条件によってスコア顆粒水和剤と同等の高い防除価を示すデータがあり今後の黒星病防除への活用が期待されます。