梨の果樹園農家による梨の育て方や病害虫に関する防除。使用する農業機械のメンテナンス。ナスやきゅうり等の家庭菜園の園芸方法など、農業に関する作業方法や管理方法、また果樹園を管理するための防風林等の農業設備等を日々の作業に合わせて詳しく紹介しています。

殺虫剤や殺菌剤等の農薬を使用し難い収穫時期(前日)に使用できる薬剤の一覧を纏めました。

 収穫時期の病害虫の発生では、使用時期の問題から使用できる農薬は限られます。

 収穫時期、多少の病害虫であれば収穫を終えるまで放置することも可能です。

 しかし、深刻な病害虫では収穫を終えるまで放置するというわけにはいけません。

 そんなときに収穫時期でも使用できる主な薬剤を紹介しました。


フロンサイドSCによるハダニと黒星病の防除を採用。刺激が強い薬剤のため使用には注意が必要です。


フロンサイドSCは果樹の土壌内の感染症。白紋羽病の防除薬として広く普及しています。

この薬剤は散布することにより、梨の黒星病、輪紋病の予防薬として効果があるだけでなく、ミカンハダニ等に対して殺卵や殺幼虫効果を有している優れて殺菌剤です。

梨の防除においてもハダニ類に対して効果が期待できる薬剤として、本果樹園では初となる防除を行いました。


菜種油かすは微量に含まれるミネラル分と有機分の補給により土壌が豊かになります。


梅雨に入ることから果樹園に菜種油かす肥料を使用しました。

梅雨の降雨による高温多湿により油かす肥料が発酵し、化成肥料では補い難いミネラル分。

土壌細菌が元気になる有機分が補給され、土壌が豊かになり、果実の甘味向上に繋がります。