黒星病が越冬原因となる芽基の鱗片生組織が露出した芽を紹介しました。
梨の黒星病菌が越冬する原因となる箇所。
秋に鱗片生組織が露出した芽は、黒星病菌の感受性が高く感染することで菌が越冬して翌年の一次感染原因とる秋口の大きな弱点です。
この鱗片生組織が露出した芽と比較に非露出芽をホームーページに紹介しました。
黒星病防除にあたり薬剤ごとの防除価(防除効果)はとても重要。
しかし、秋季防除においては薬剤種類による効果に大差はない。
秋季防除の2回実施と3回実施でも効果に大差はない。という実験結果があります。
これは実体験でも経験のある秋季防除の変わった特徴です。
秋季防除で問題のなるのは、その効果が翌年まで現れず確認することができない点です。
ぶら下がったままのキウイフルーツは夏から変化がなく、
収穫しても良さそうに見えてきます。
しかし、見た目に変化もなくても蔓にぶらさっがっている状態は、内部の成熟に欠かせない大切な時期です。
収穫時期は焦らず待つことがとても大切です。
台風等の影響により、
寒さを感じて秋が深まった最近ですが
ようやく晩生品種あきづきの収穫を開始しました。
台風10号が30日火曜日にかけて列島に接近。
その後、本州を横断というとんでもない予想進路です。