梨の果樹園農家による梨の育て方や病害虫に関する防除。使用する農業機械のメンテナンス。ナスやきゅうり等の家庭菜園の園芸方法など、農業に関する作業方法や管理方法、また果樹園を管理するための防風林等の農業設備等を日々の作業に合わせて詳しく紹介しています。

黒星病が越冬原因となる芽基の鱗片生組織が露出した芽を紹介しました。


 梨の黒星病菌が越冬する原因となる箇所。

 秋に鱗片生組織が露出した芽は、黒星病菌の感受性が高く感染することで菌が越冬して翌年の一次感染原因とる秋口の大きな弱点です。

 この鱗片生組織が露出した芽と比較に非露出芽をホームーページに紹介しました。

秋季防除効果に違和感を感じるのは、回数や薬剤効果に大きな差がないことがあります。

 黒星病防除にあたり薬剤ごとの防除価(防除効果)はとても重要。

 しかし、秋季防除においては薬剤種類による効果に大差はない。

 秋季防除の2回実施と3回実施でも効果に大差はない。という実験結果があります。

 これは実体験でも経験のある秋季防除の変わった特徴です。


 秋季防除で問題のなるのは、その効果が翌年まで現れず確認することができない点です。


秋も深まり寒くなるとキウイフルーツの時期を感じますが、収穫は焦らず遅すぎるくらいが丁度良いです。


 寒さを感じる時期になると、

 ぶら下がったままのキウイフルーツは夏から変化がなく、

 収穫しても良さそうに見えてきます。

 しかし、見た目に変化もなくても蔓にぶらさっがっている状態は、内部の成熟に欠かせない大切な時期です。

 収穫時期は焦らず待つことがとても大切です。