梨の果樹園農家による梨の育て方や病害虫に関する防除。使用する農業機械のメンテナンス。ナスやきゅうり等の家庭菜園の園芸方法など、農業に関する作業方法や管理方法、また果樹園を管理するための防風林等の農業設備等を日々の作業に合わせて詳しく紹介しています。

デランフロアブルの製造再開によりようやく販売が再開。欠品であっても問い合わせることで入手可能です。

 2019年3月に発生した中国の工場爆発事故により製造が中止されていたデランフロアブル。
 2020年の防除では、入手困難により代替農薬により防除を行っていましたが、2021年の防除では従来通りにデランフロアブルを防除予定に組み込めるようです。

梨の果樹園は記録的な大雪。果樹への着氷に注意が必要です。

 北陸にある我が家の果樹園は、記録的な大雪に見舞われています。
 度重なる積雪により、大雪の日には交通がマヒ。場所によっては倒木等も発生しています。
 果樹園でも梨の樹上や果樹棚。防風林に積雪があると倒木や梨の主枝(幹)が裂ける。果樹棚が潰れる等の深刻な被害が発生します。
 果樹棚や果樹に被害を受けるか否かは、降雪時に樹木等に着氷があると深刻な被害となり易いため注意が必要です。

霜注意報が出たことからキウイフルーツを収穫しました。果実は霜が降りる前に収穫を行うことが重要です。


 キウイフルーツの晩生品種では収穫時期が11月中旬となるものがあります。
 しかし、11月中旬ともなると寒波や好天前の放射冷却により霜が降りることがあります。霜が降りることでキウイフルーツの果実に霜が付くと、見た目に変化がなくても果肉が柔らかくなり腐敗の原因となります。
 このため、晩生品種であっても霜が降りる前に収穫することが重要です。

2020年の梨の収穫が終了。2021年に向けた虫や病気の越冬を防ぐための秋季防除を開始しました。


 当果樹園の主力品種である幸水、豊水、あきづき。この他、新高梨や新興梨の収穫を無事終了したことから、2021年に向けた秋季防除を本格的に行いました。
 先に収穫を終えた幸水、豊水、あきづきでは既に2回目。新高梨や新興梨では1回目の秋季防除となります。
 本年は落葉がやや遅く、秋季防除の日程として例年より1週間ほど遅めとなる実施状況となっています。