黒星病は芽基部りん片生組織内部に侵入して越冬するため、感染し易くなる10月から11月の秋季防除が重要です。 果樹園の栽培 2024年10月22日 黒星病が越冬する主な場所は、感染した葉が落葉して地上に残るもの。落葉前の感染した葉等から降雨により芽基部りん片生組織に侵入するものがあります。 特に後者の芽基部りん片生組織での越冬は、翌年に第一次伝染源として重大な感染源となります。 つづきはこちら
幸水梨が最盛期。人気があり広く栽培され流通量が多い赤ナシの代表新種です。 果樹園の栽培 2024年08月19日 梨の収穫が繁忙期を迎え、早生品種から当園主力品種である幸水梨の最盛期を迎えました。 幸水梨は全国で広く栽培され生産量は全体の約40%にもなる代表品種です。 また、その特徴として果汁が多く、酸味がほぼないことからその甘味を感じやすいため人気ある品種です。 つづきはこちら
カメムシ対策によりハダニ被害のリスクが増大。猛暑と天敵減少によるハダニの大発生に注意が必要です。 果樹園の栽培 2024年07月09日 2024年はカメムシ類が全国で大量発生。 その対策としてカメムシに有効な殺虫剤による薬剤防除が多く行われています。 このカメムシ対策に用いられる殺虫剤により、ハダニ類の天敵であるカブリダニ類などの土着天敵が減少。また、日々の高温・猛暑によりハダニ類の活動が活発となり、ハダニの大量発生の懸念が増大しています。 つづきはこちら
油かす肥料の使用時期となる梅雨になったため、果樹園に菜種油かす肥料を使用しました。 果樹園の栽培 2024年06月30日 油かすは有機質肥料として果樹や畑にとって重要や肥料の一つです。 油かすは使用後、土壌で微生物などの働きにより発酵・分解されることで効果が現れるため、使用後1週間後からその後1か月程度肥料効果を得ることが出来ます。 梅雨時期の使用では、気温と水分により発酵・分解活発であり、同時に果樹も成長のため養分を必要とする時期であるため、効果的に肥料効果を得ることが出来ます。 つづきはこちら
カメムシ類のおすすめ農薬はテルスターやアルバリンの系統が残効性があり高い効果が期待できます。 果樹園の栽培 2024年05月19日 2024年は全国でカメムシが多量発生。果樹栽培においても同様でカメムシ類の発生が多く、被害が心配されます。 果樹園外から飛来するカメムシは、一度駆除しても次々と飛来するため多発年には残効性の有無が重要となります。 また、一度飛来すると集合フェロモンを発して仲間を呼び寄せるため、飛来したことを見逃さずに早期防除が求められます。 つづきはこちら