大雪により苦労しましたが、幸いにも果樹被害はありませんでした。
先日の大雪は果樹園にも降り積もりました。
降雪量が多く果樹の枝が折れる。果樹棚が潰れるなどの心配しました、
幸いにも着雪等が少なく果樹棚に積もった量が少なかったことで、大きな被害が出ることなく乗り越えることが出来ました。
先日の大雪は果樹園にも降り積もりました。
降雪量が多く果樹の枝が折れる。果樹棚が潰れるなどの心配しました、
幸いにも着雪等が少なく果樹棚に積もった量が少なかったことで、大きな被害が出ることなく乗り越えることが出来ました。
梨の果樹が落葉を終え、地上には大量の落ち葉が積もったことからトラクターを使用して土との撹拌を行いました。
梨の果樹園内での落ち葉処理の主目的は、黒星病の越冬菌対策です。
単純に落葉と土を耕すだけでも少なからず越冬菌対策を得ることができます。
この他、土壌に有機分を補給することで土が硬くなることの予防。
ミミズ等の餌を供給することになり、各種メリットを期待することが出来ます。
Meiji Seika ファルマ株式会社(以下、明治)より販売されている「イミベンコナゾール」を主成分とするマネージドライフロアブル。
残念ながら明治での取扱が終了(メーカー廃盤?)により、入手方法はJAを通じた販売のみとなるようです。
新高梨の収穫を無事終了し、果樹園に残る梨は新興梨のみとなりました。
幸水梨の落葉も見られることから、黒星病の第一次感染となる芽基で越冬する黒星病菌の対策として、秋季防除を開始しました。
2017年の幸水梨の収穫では、梨の芯腐れ症が何点か発見されました。
本年の芯腐れ症防除では、例年チオノックフロアブル(トレノックフロアブル)とデランフロアブルを用いるところ、
デランフロアブルは黒星病の効果が低いことから、チオノックフロアブル(トレノックフロアブル)とファンタジスタ顆粒水和剤を用いました。
結果として、芯腐れ症についての防除効果は特別悪くはないものの、ファンタジスタ顆粒水和剤の防除価がさほど高くないのでは?という感触。
防除体系について要改善が必要と思われる感触でした。