梨の果樹園農家による梨の育て方や病害虫に関する防除。使用する農業機械のメンテナンス。ナスやきゅうり等の家庭菜園の園芸方法など、農業に関する作業方法や管理方法、また果樹園を管理するための防風林等の農業設備等を日々の作業に合わせて詳しく紹介しています。

10年に1度レベルの高温で花芽が急成長。梨の開花が4日程度早くなりそうです。

10年に1度の高温による果樹の影響
 3月下旬に発生した数日の夏日のような気温上昇により、開花が遅れ気味であった果樹園の花芽が急成長。予定では蕾が膨らみりんぽう脱落期となる頃ですが、果樹園の梨の花芽が一気に伸び始めました。
 昨日から再び気温が低下したことで花芽の成長は一旦は鈍化するでしょう。しかし、それでも開花は当初予定より4日程度は早くなる見込みです。
 開花前後の重要な防除作業のタイミングが注意が必要です。

リリーフバルブからオイル漏れがした油圧ジャッキを修理してのタイヤ交換を実施。問題なく快調に使用できました。

油圧ジャッキのオイル漏れ
 昨年、夏タイヤから冬タイヤへの交換作業においてオイル漏れが発生した油圧ジャッキ。使用しない冬の間にオイル漏れ箇所となったリリーフバルブのOリングの交換とジャッキオイルの交換により修理を行いました。
 修理後、冬タイヤから夏タイヤへの交換で初使用となりましたが動作も快調。オイル漏れもなく使用できました。

春の農業機械のメンテナンスを実施。長期停止から動作確認をはじめ各種点検を行いました。

春の農機メンテナンス
 春となり農業機械を使用する時期。これから繁忙期を支える農業機械のメンテナンス実施しました。
 春先、最初に活躍する農業機械はスピードスプレー。長期の停止期間による動作不良や、冬季の凍結による損傷の有無の確認の他、注油箇所のグリスアップやタイヤの空気圧の補充などを行いました。

油圧ジャッキのOリングサイズは取付部と外したリングの厚みを確認することで凡そのサイズを推定することができます。

油圧ジャッキ オイル漏れ 修理
 金属製の強固な油圧オイルジャッキ(フロアジャッキ)ですが、内部機構の油圧を支える部品にはニトリルゴムなどの合成ゴムやシリコンなどのOリングが使用されています。
 このため、経年により酸化やゴムの硬化による劣化の影響は大きく、遅かれOリングが劣化することでオイル漏れが発生します。Oリングの交換は簡単な作業であり、また汎用品のOリングは安価なため交換することでオイル漏れを修理することが出来ます。交換するOリングの純正パーツが無い時には、取付部の径と外したOリング厚みを測定することで推定することが出来ます。

油圧ジャッキが上がらないなど不具合にはエアー抜きを試してみると改善できる場合があります。

ジャッキのエアー抜き
 油圧ジャッキの作動油にエアーが混入するとジャッキが上がらないなどの不具合が発生します。エアーの混入は作動油の交換や補充などのメンテナンスの際だけでなく、使用時の動作や運搬時の振動等でも混入することがあります。
 油漏れなど見た目に異常がない状態で動作に支障がある場合には、一度エアー抜きを行うことで改善する場合があります。