キウイの雄花が夏日により急速に開花。雌花の開花に合う異例の年となりました。 果樹園の栽培 2025年05月18日 キウイの雄花と雌花は開花が合わない品種が多く、雄花と雌花の組合せによっては毎年開花が合わないため、受粉に雄花の冷凍保存。開花直前の雄花を利用して無理やり授粉させるなどの作業が必要となります。 しかし、本年(2025年)はここ数日の夏日により雄花の開花が急速に早まり、雌花の開花中に多くの雄花が開花する異例の年となりました。 つづきはこちら
ハマキムシ類は多発すると駆除する薬剤が効き難いため、成虫や幼虫の発生初期の薬剤防除が重要となります。 果樹園の栽培 2025年05月14日 5月となり気温が温かくなると様々な害虫が発生しますが、その中でも一度多発すると駆除が難しく、駆除を行っても大きな影響(被害)を残す害虫にハマキムシ類があります。 ハマキムシ類の幼虫は葉や花弁を綴り合わせて隠れるため、薬剤を散布しても直接かからなため駆除し難い。 葉や果実だけでなく新芽等にも食害を与えるため、被害が翌年にも残るため注意が必要です。 つづきはこちら
梨の芯腐れ症に対する薬剤防除の時期。ベンレートやデランを用いることで発症数を減らすことが出来ます。 果樹園の栽培 2025年05月11日 梨の収穫時期に発症して農家を悩ませる芯腐れ症。感染時期や効果的な防除時期について原因となる菌や研究結果によって若干の違いがあるものの、開花から幼果期にかけてが薬剤防除の時期とされています。また、幼果期に降雨の多い年には発症数が増加する傾向にあります。 5月上旬は開花からの防除作業に加え、ベンレート水和剤やデランフロアブルを用いることで発症数を減らすことが出来ます。 つづきはこちら
カスケード乳剤は製造中止ではありませんが、メーカー欠品状態。製造再開は2026年以降らしい 果樹園の栽培 2025年04月26日 ハマキムシ類、ヨコバイ類、スリップス類、ハモグリバエ類などの防除に使用するカスケード乳剤が多くの販売店で欠品状態が続いています。 メーカー欠品によるもので製造停止とのことで、真偽の確認ができていませんが製造再開は2026年以降となるらしいです。 つづきはこちら
デランフロアブルは梨の芯腐れ症と黒星病に効果があるため4月から5月の防除に適しています。 果樹園の栽培 2025年04月13日 デランフロアブルは使用時に皮膚かぶれの恐れ。価格が高い(スピードスプレー1車500リットル当たり3500円程)など、黒星病の殺菌剤として考えた時使用し難い薬剤です。 しかし、幸水梨の栽培では出荷時期に悩まさる芯腐れ症に大きな効果が期待できます。 つづきはこちら