梨の果樹園農家による梨の育て方や病害虫に関する防除。使用する農業機械のメンテナンス。ナスやきゅうり等の家庭菜園の園芸方法など、農業に関する作業方法や管理方法、また果樹園を管理するための防風林等の農業設備等を日々の作業に合わせて詳しく紹介しています。

ヤンマートラクターが故障により引退。水田使用のイセキトラクターを畑使用へと変更しました。

 中古にて購入したヤンマートラクター。中古入手より約15年にて深刻な故障により引退となりました。
 型式からみて製造から26年以上。これまで多少なり故障があったものの、我が家で活躍してくれて愛着があった一台ですが故障個所の部品供給がなく、残念ながら修理不能による引退となりました。
 同じく中古にて入手したイセキトラクターTM15を水田使用から畑使用にむけての調整を始めました。


キウイフルーツは霜(凍結)が降りる前に収穫し追熟することで美味しく食べられます。


 寒くなり霜が降りるまでもう間もなく。我が家の晩生品種である黄色の果肉のゴールドキウイの収穫を行い、追熟を開始しました。
 収穫時期が晩生品種の場合、収穫時期になるまでなるべく長く木に実らせておくことで美味しくなります。しかし、如何に晩生品種と言えど、霜が降りて一度凍結すると果実が腐り台無しとなっていまいます。
 天候(最低気温)を確認し、凍結する前に収穫を終えることが重要です。

果樹園を覆った防鳥ネットの片付けが完了。度重なる台風により大きな痛みがありました。


 2019年の果樹園を防鳥網の片付けが完了しました。本年は2回の台風により、網が大きく飛ばされ無くなるということはなかったものの、強風により破れ。網の内部を通したロープが切れるなど、大きな痛みが発生しました。
 また、防風林に利用している杉の葉が多く網に絡まり、片付け作業に大きく手間取りました。

2019年梨の収穫が終了。2020年に向けた最初の防除となる秋季防除を開始しました。

 2019年の梨の収穫が終了。途中台風の被害を受けるなどいろいろありましたがそれでも無事終了することができました。
 収穫を終えて早速来年(2020年)に向けての防除作業を開始しました。秋季防除は、害虫や病原の越冬を防ぐことで来春の第一発生源を減らすことに大きな効果があります。

フルーツセイバーが梨の黒星病に高い防除効果 2018年薬剤感受性検定成績

 新規農薬のスクレアフロアブル、フルーツセイバー。
 薬剤耐性の問題の懸念されるDMI剤のスコア顆粒水和剤等の2018年の薬剤感受性検定成績が公表され、フルーツセイバーが想像以上に高い防除効果が示されました。
 4月からの早い時期に使用可能な薬剤として、フルーツセイバーを検討する価値が大きいことがわかります。