新高梨の収穫時期。取り遅れると尻の部分が割れて腐敗するため注意が必要です。
晩生品種の新高梨は、収穫適期を過ぎるとていあ部(尻)に割れが発生する品種です。
割れると生傷となることから、割れの箇所から腐敗してしまいます。
実った状態を確認し、割れ兆しがある。
既に割れた果実がある場合は、取り遅れないように収穫が必要です。
晩生品種の新高梨は、収穫適期を過ぎるとていあ部(尻)に割れが発生する品種です。
割れると生傷となることから、割れの箇所から腐敗してしまいます。
実った状態を確認し、割れ兆しがある。
既に割れた果実がある場合は、取り遅れないように収穫が必要です。
当果樹園でもあきづき梨の収穫をようやく開始しました。
世間では1週間程前から市販されていますが、自分の目から見ると果実の成熟が不十分に見えます。
あきづき梨は、果実が緑から黄色に変わった状態では収穫にはまだ早く、
黄褐色でお尻(ていあ部)に緑色のリングが残っている状態が最適です。
管理人の地域におけるあきづき梨の収穫時期は9月下旬。
市場にはすでに地物のあきづき梨が出回り、店頭でも販売されています。
しかし、本年の梨の成熟状況は決して例年に比べて早い訳ではないため、サンプル収穫をした結果はまだ未熟さを感じせられます。
幸水梨の収穫も無事終わり、豊水梨の収穫を開始しました。
収穫開始に行った糖度測定では、十分に甘さがのった終盤の幸水梨と比較して1度高く、標準的な糖度と比較してもかなり良い結果となりました。
梨の幸水の収穫が最盛期です。
この時期、販売店や贈答等の箱を開封したとき、稀に梨の尻に茶色の水が溜まった製品が混じることがあります。
この症状は、梨の花や幼果の時に感染し、果実が熟して収穫後の1~2日後に症状が現れる、芯腐れ症と呼ばれる内部から腐敗する病気によるものです。