梨の果樹園農家による梨の育て方や病害虫に関する防除。使用する農業機械のメンテナンス。ナスやきゅうり等の家庭菜園の園芸方法など、農業に関する作業方法や管理方法、また果樹園を管理するための防風林等の農業設備等を日々の作業に合わせて詳しく紹介しています。

梨の幸水が最盛期。連日の好天により甘くなった一方で、春の低温と降雹被害、連日の高温で収穫量が大きく減少しています。


 2020年の梨の収穫。主力品種の幸水梨が最盛期を迎えました。連日の強い日差しにより梨の糖度が上昇し、甘く美味しい仕上がりとなりました。
 味による品質は最上級。しかし、春の低温と降雹による被害により果実数は少なく、連日の高温により果実が大きくならずに小粒傾向のため、収穫量は大きく減少しています。

ようやく梅雨明け。北陸は記録的な日照不足となり、果実の成育に不安が残ります。

 長い梅雨となった7月の北陸は記録的な日照不足となり、
 ・富山 51.1時間(平年147.1時間) 観測史上最少 
 ・金沢 69.5時間(平年158.9時間) 過去2番目の少なさかも
 ・福井 61.6時間(平年149.9時間) 過去2番目の少なさ
 ・新潟 75.3時間(平年160.1時間) 過去2番目の少なさ
 日照不足による栽培する梨の甘味(糖度)が充分にのるかが心配されます。

果樹園にカミキリムシが飛来。大切な果樹に産卵されないよう成虫の駆除に注意が必要です。

 今年もカミキリムシが飛来する時期となりました。カミキリムシは成虫よりも産卵により幼虫による果樹への食害が深刻な害虫です。
 見つけたら直に駆除を。薬剤による駆除では、カミキリムシは生命力が強いため薬剤選択により効果的に使用することが重要です。

自走式草刈機オートモアの使用を開始。20年以上経過した古い機種ですが動作に問題なく動きました。


 梅雨の草刈りシーズンを控え、自走式草刈機のオートモアを始動しました。

 20年以上使用している我が家のオートモアは、既にかなりガタがきています。しかし、これまでの整備のお蔭で今年も問題なく動作して使用することが出来そうです。